会社名:株式会社ワイルドマン
設立:2018年7月2日
代表取締役社長 : 渡部晴人
会社HP : https://www.wildman.co.jp/
Contact : 問合せフォーム

担当者:渡部晴人
役職名:代表取締役社長
自己紹介: 株式会社ワイルドマン代表取締役。パルマー・ラッキーが開発したOculus Rift DK1に衝撃を受け、VRの世界へ足を踏み入れる。その没入感に魅了され、個人で開発したVRシューティングゲーム『The Gunner of Dragoon』は国内外で高く評価された。この成功を原点に同社を設立し、現在はXR技術を用いた新たな体験の創造や事業を展開している。
好きな映画:ゴジラ(シン・ゴジラではエキストラに応募して銀幕デビューしました。)

高精細VRカメラを用いた3Dデジタルアーカイブ事業
本技術は、Blackmagicdesign社のURSA Cine Immersiveカメラによる16K MV-HEVC映像と、クラウドベースの3D Gaussian Splatting(3DGS)処理を組み合わせ、高精細な映像と空間情報を同時にアーカイブするVRコンテンツ技術です。16K VR映像の圧倒的な解像度と3DGSによる三次元再構成により、文化資産・イベント・建築物等を、まるでその場にいるかのようなリアルさでデジタル記録・保存することが可能です。さらに、クラウド処理基盤の活用により、大容量データの高度な三次元解析も効率的に実施できます。これにより、貴重な文化財や一度きりのイベントなども、高品質なVRコンテンツとして後世に残すことが可能となります。
-“いま、この瞬間”を未来へ残す——WILDMANの挑戦
文化財、建築、イベント——その場の空気や立体的な奥行き、光の質感まで含めて「そのまま残す」ことは、映像だけでは難しいテーマだ。株式会社ワイルドマンは、この課題に真正面から挑む。10年以上VR業界に身を置いてきた代表・渡部晴人氏は、2018年にWILDMANを設立した。彼が取り組むのは、16K VR撮影と3D Gaussian Splatting(3DGS)による空間再構成を融合させた、新しいデジタルアーカイブの技術である。WILDMANが目指すのは、「2025年の現在」を未来へ継承するためのデジタル遺産づくり。「まるでその場にいるような没入感で、未来の誰かがこの空間を体験できる」——そんな世界を現実にしようとしている。
– 16K VRカメラ × 3DGS:空間を丸ごと保存する新技術
WILDMANの中核技術は、「高精細VR映像」と「空間デジタル化」を同時に行う革新的ワークフローにある。
● URSA Cine Immersive が実現する16K VR映像
Blackmagic Design社の最新VRカメラが生成する 16K MV-HEVC映像は、従来のVR映像とは一線を画す解像度を持つ。細かな質感や光の反射まで捉え、文化財の表面のニュアンスや、空間の空気感を高精度で記録できる。
● クラウドベースの 3D Gaussian Splatting(3DGS)
撮影データはクラウド上で高速処理され、空間全体を三次元的に再構成。点群よりも軽量で、フォトグラメトリよりも滑らかな表現が可能で、圧倒的な再現性 × スピード × データ効率を兼ね備えた新世代技術だ。
●映像データを軽量化、デバイスの種類を問わず視聴可能に
2D映像では残せない立体性、既存VRカメラでは難しかったリアルな空間情報——この両方をワンストップで残せ、かつどんなデバイスからでもアクセスできるようにデータを軽量化できることがWILDMANの強みである。一度しか見られないイベント、二度と戻れない歴史空間。そのすべてを、未来へ持続可能なデジタル資産として保存できる。
– 文化財・建築・ライブエンタメへ広がる可能性
ワイルドマンの技術は、さまざまな分野で価値を発揮する。例えば、文化財・博物館・美術館での利用だ。劣化の進む文化財の精密なデジタル保存、展示空間そのものを未来へアーカイブ、VR鑑賞コンテンツとしての活用。デジタルアーカイブなどの試みは少しづつ始まっているが、ワイルドマンの技術は、高精細でかつ軽量化ができるため、利用が促進されることだろう。また、建築物の竣工記録、都市開発の“ビフォー・アフター”アーカイブ、観光VRコンテンツの制作なども検討される。ライブエンターテインメントでは、一度きりのイベントの立体記録、ステージの臨場感をそのまま残す没入型VR、ファン向け3D体験の提供など、様々な活用方法が考えられる。

– WILDMAN の海外展開:VRアーカイブ事業の挑戦
WILDMAN は現在、海外向けビジネスの準備を始めている。まずは、2025年12月に世界最大級のCGとインタラクティブ・テクノロジーの学会 ”SIGGRAPH”のAsia地域のカンファレンスである「SIGGRAPH Asia in Hong Kong」に出展する。WILDMANのアーカイブプロジェクトを専門家や興味のある人へ広くPRし、事業に携わってくれる人々のネットワークを広げることが狙いだ。主要VR HMD に幅広く対応可能、16K×3DGS という国際的にも希少な制作ワークフロー、文化・都市・エンタメなど用途が広い技術であることなどが、日本だけではなく、海外展開をする上で優位な立場になれると考えている。

また、進出国としては、VRヘッドセットの普及が最も進んでいるアメリカ市場を想定している。
WILDMANとして、TechBiz事業の中で注力したいこととしては、英語ピッチの向上や、展示会出展における海外PRと専門メディア露出だ。また、今後はメリカの美術館・大学・イベント企業との協業や、現地撮影スタッフの採用による事業拡大などを目標としている。未来に残すべき空間を、世界とともにアーカイブしていく——WILDMANの挑戦は、これから本格的に始まる。
