会社名:株式会社palan
設立:2019年8月
代表:齋藤 瑛史
会社HP:https://palan.co.jp/
Contact : contact@palan.co.jp
担当者:齋藤瑛史
役職名:代表取締役
自己紹介:
1985年生まれ。東京在住。2009年横浜市立大学商学部卒業。大手システム開発会社に入社後、金融システム開発、事業企画に従事。その後教育スタートアップ企業のビジネスサイド立ち上げ、教育系企業に転職後、フリーランスエンジニアを経て2016年11月に株式会社palanを設立。開発からビジネスまで全般を管理。
好きなスポーツ:マラソン。いつか世界中のレースに出ることが目標。
「palaAR」
誰でもARを作成可能なプラットフォーム、『palanAR』。素材をドラッグアンドドロップ、またイベントを設定するだけでARの作成公開が可能です。作成されたARはWebAR、アプリAR、またXREALやMeta QuestなどのAR(MR)デバイスでも同時に配信されます。顔や画像、平面や外の空間を認識したARの作成が可能です。アップロードされた素材、及びイベントとアクション(どのような動作をするか)を紐づけ、マルチデバイスマルチプラットフォームで配信可能なエンジンを開発しています。
また特許申請中の「1枚の画像から実寸代の3Dを生成」する技術により、3Dの制作が出来ない方も簡単にARを作成することが可能です。
– ARに可能性を感じ始めた事業、AR業界トップクラスに成長
ARの開発を始めたきかっけは、私がエンジニアとして、色々な技術を試す中でARに可能性を感じたからです。可能性とは、テクノロジーでみんなの生活を豊かに、楽しくする可能性のこと。当時、ブラウザ上でARを動かすことを、他社が一社もやっていなかったので、我々が始めました。やり続けた結果、現在のように多くの企業に取り入れられ、実績も積みあがってきています。また海外企業との取引も行っており、これからは海外向けの案件を広げていこうと思っています。
– そもそも”AR”とは?
AR(拡張現実)というキーワードは聞いたことがあるけど、実際に自分の生活がARによって、どのように変わるか分からない、という方が多いと思います。実際に今使われているのは、タブレットやスマートフォンを通してその場にキャラクターが出てきたり、立体的な家具の3Dモデルを自分の部屋に重ねて、コーディネートを考えたりするものです。これだけでも十分新しい体験ですし、エンタメとして楽しめるので、企業によるAR技術を使ったPR活動は増加しています。
ただ、AR技術が発達した『未来』ではどのようなことが起こるでしょうか。街を歩いていると、空間に映像が出てきて、エリアの情報をユーザーの属性に合わせて提供してくれたり、空飛ぶクジラが目の前を泳いでいたり、まるでSF映画のようなシーンを再現することができるようになります。これらを現実にするべく、AR技術の開発は進んでおり、我々が提供するサービスも進化していきます。
– AR作成は難しくない!誰でも作成できるWebAR作成ツールを開発
我々は、エンジニアの人でなくても、ノーコードで簡単にARを作れるツール『palanAR』を開発しました。自社の商品をアピールするためにARを使いたいマーケティング担当者や、観光誘致の自治体が主なターゲットでしたが、実際は幅広い層に利用してもらい、すでに24,000作品以上が『palanAR』を使って作られています (2023年10月時点)。また、作品を投稿した後に、どれだけの反響があったかがグラフで表示され、そのデータをもとに、改良を重ねることができる機能があります。無料で誰でも気軽に始められるので、ARを色々な分野で活用することができるようになっています。
– palanが目指すところ
現状、ARはエンタメや観光に利用されることが多いですが、教育、医療、製造業など、幅広い分野でもARの利用が始まっています。我々も様々な業界でのAR活用を、促進していきます。また、国内外のARグラスメーカーなど連携し、近未来型のダイナミックなコンテンツの作成を進めていきます。すでに大手の海外企業との連携は始まっており、日本企業としてAR業界をけん引していきます。
ーインタビューを終えてー
Pokémon GOでおなじみのARですが、『palanAR』を使うと、誰でもAR作品が作れる時代になりました。実際使ってみたところ、知識がない私でも、すぐに作品を作れました。QRコードがすぐに生成され、それをスマホで読み取るだけで作品が見れるんです。本当に、簡単。アイディア次第で使い方色々ですね。