会社名:株式会社Nefront
設立:2019年8月
代表:今村 翔太
会社HP:https://www.nefront.com/
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担当者:今村翔太
役職名:代表取締役
自己紹介:
筑波大学情報科学類卒業後、東京大学大学院へ進学。屋内ARクラウドの開発・事業化の他、AR/VRヘッドマウントディスプレイ向け視線インタフェースの研究も行っている。
じげんグループの長期インターンにて、PMとして新規事業の立ち上げ等を担った後、イベント募集を起点としたSNSの開発・運営を経て、Nefrontの立ち上げへ。
好きな気分転換:各地の旅行や街歩き、水泳、花火鑑賞(日本三大花火など)
「屋内ARクラウド IndooAR」
画像とスマートフォンのセンサー情報を元に屋内の位置情報を特定して、指定したアイテムの場所まで誘導するAR機能を簡単に実現できるサービスを開発しています。既存の画像による自己位置の推定では、GPSを活用していたり、反復が多い形状を苦手としていたりするのに対し、屋内で反復形状のある場所でも使える点が特徴です。
この特徴を活かし、商業施設やイベント会場、倉庫や工場などで、特別な機器なく現在位置を特定し、案内や場所に応じたARコンテンツの提供を実現します。また、コンテンツや目的地の情報を管理アプリやAPIを通じてリアルタイム更新できるシステムを構築し、小売店舗やイベント会場のような流動的な配置の場所でも使いやすくします。
– 屋内ナビ、広い会場でも迷子の心配なし!
展示会や大きいショッピングセンターなど、初めて来た広い場所では、どこになにがあるか、目的地までたどり着けるかなど、色々な不安が付きまとう。実際、展示会では毎回地図とにらめっこしている来場者が多いが、IndooARは、そんな人の不安を解消してくれるアプリ。自分の周りの景色をカメラで読み取り、現在地情報をアプリが把握すると、そのままナビが開始され、目的地へたどり着くことができる。スーパーマーケットでも、目的の商品までナビゲートすることができる。卵はどこに置いてあるか、初めてのスーパーではすぐに見つけられない商品をすぐに見つけることができる。
- 数年前に倉庫にしまった○○、すぐに取り出せる?
会社の備品や図書館の倉庫など、管理はしているものの、目的のアイテムを探しだすことに時間がかかるケースがある。在庫管理のデータと紐づければ、倉庫作業の不慣れな人でも時間短縮ができ、効率よく目的物の出し入れが可能となる。同じサイズの段ボールがずらりと並ぶ倉庫の中でも、アプリを使えば違う段ボールを開ける失敗をせずに済むだろう。
– ナビゲーションからエンターテイメントまで
ナビゲーション以外にも、『IndooAR』を使った活用方法は様々だ。例えば、サバイバルゲームのようなユーザーの位置情報を利用したゲームを作成したり、アプリ内で道案内をしている最中に、ARを活用したプロモーションを行うなど、様々な可能性のある技術だ。実際、多様な分野の企業から問い合わせを受けている。
– Nefrontが目指すところ
屋内のナビゲーションシステムにとどまらず、様々な分野で可能性を秘めている技術。言葉で案内する必要がないため、来日観光客のナビにも応用ができる。また海外の大きい駐車場やスーパーマーケットなど海外需要も視野に入れている。ARの活用が今後も更に増えていく時代に、Nefrontの技術も広がっていきそうだ。まずは分野を特化し『IndooAR』活用の道を拓き、日本で実績を積み上げながら海外への展開も視野にいれていく方針である。