会社名:Holoeyes株式会社
設立:2016年10月
代表取締役:谷口 直嗣

会社HP:https://holoeyes.jp/
Contact : https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScB4YV7GaDs37UWqhnrcvo_fumY0OQaOmK-xP41nC_L6_6Igg/viewform

担当者:谷口直嗣
役職名:代表取締役
自己紹介:
CGスタジオのR&D部門を経てフリーランスに、3Dプログラミングを軸にコンソールゲーム、インタラクティブ展示、スマートフォンアプリ、ロボットアプリケーション、VRアプリの企画開発を行う。2014年に外科医とネットで出会いプロトタイプ期間を経て2016年にXR技術で医療を支える会社、Holoeyes株式会社を設立。女子美術大学メディア表現領域にて非常勤講師としてゲームの企画開発の指導も行っている。
好きな音楽 : Jazz ( John Scofield, Robert Glasper, E.S.T, Jaco Pastrious等), ブラジル音楽( Seu Jorge, Sergio Mendes等), R&B(D’Angelo等)、メタル(Metallica, Megadeth, Anthrax等)
好きなスポーツ : SUP(Standup puddle boarding)、 SUP(Standup puddle boarding)、スケートボード(ロングスケートボード、サーフスケート、Penny)、自転車(ピスト、ロードレーサー)

「Holoeyes Edu」

VRヘッドセットとコントローラーを用いて3次元空間に線を引く、指差しをする、そして喋って解説し、その3次元の動きと音を記録し、スマートフォンにVRコンテンツとして配信することが可能です。VRコンテンツは、VR空間内で自身が動き回りながら、臓器の位置関係や実際の手術手順を、制限なく任意の視野で捉えられます。VRデータの内部に自身が入り込むことで、臓器や骨格、血管等を自身の身体を移動させながら位置関係を把握することができ、理解度が大きく向上、学習に要する時間が大幅に短縮します。スマートフォンと数百円のダンボールゴーグルがあれば、誰でもサービスを利用できます。

– ハコスコで解剖教育? 

   「Holoeyes Edu」を使うと、スマートフォンと100均のVRゴーグルで、VRの解剖教育が受けられます。以前は教科書に載っている平面図から想像するしかなかった臓器を、VRを使って立体的に見ることができます。前から、横から、後ろから観察できれば、自然と理解が深まり、より効率的な教育を受けられます。

- 「Holoeyes Edu」が提供するコンテンツは?

基礎解剖や、手技の解説動画を、VR、または、一般的な動画コンテンツとして閲覧することが可能です。我々が提供している解剖教育のコンテンツを利用することの他、オリジナルコンテンツ作成も可能です。講師が自ら説明し、臓器の3Dモデルにマークを付けたりしながら講義を録画、生徒へ配信することができます。コロナ禍の遠隔授業にも利用できます。

- 人数制限や価格は                            

大学の講義で利用できるよう大人数で同時に体験が可能です。また学生一人当たり月額500円でサービスを提供しています。

- 海外展開に向けての計画は?

現在、アジア(台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン等)中東(サウジアラビア、UAE)などの国々で海外展開を目指して様々なプロジェクトを進めています。

- 代表取締役 谷口氏は、美術大学でゲーム開発指導

女子美術大学メディア表現領域でゲームの企画開発の指導も行っています。もともとCGの研究開発、ゲーム開発をしてました。そのため、TechBiz事業の事務局、デジタルコンテンツ協会は以前より知っており馴染みがあります。「Holoeyes Edu」の解剖教育はデジタルコンテンツとして興味深いものではないでしょうか。解剖学の教授の講義とVR教育が組み合わさると、それ自体がコンテンツとして価値を持つと思っています。

- 将来の「Holoeyes Edu」の姿は

まずは全ての医療関係者へ「Holoeyes Edu」を提供し、利用していただきたいと思います。現在は学生向けコンテンツですが、内容を変えることにより若手医師の育成などにも応用できます。ベテラン医師の手術をデジタルデータ化し、360°色々な角度から観察して、若手医師の育成を支援することや、学会での発表に利用していただくことも可能です。現在は医療関係の学生向けに提供していますが、「人間の体」ですので、誰もが使えるようにしたい。小学生が使って興味を持ち、医療関係の仕事を目指してくれたらいいな、と思います。

ー インタビューを終えて ー

「Holoeyes Edu」は医療系の学生向けコンテンツを提供していますが、Holoeyes社のVR技術は手術支援など、外科医をサポートしています。遠隔診療にもこの技術が適用されることも可能でしょう。将来、自分が病気になった時、3Dモデルの臓器を見ながら医師から手術の説明を受ける、そんな場面もやってくるのだろうかと想像しました。「Holoeyes Edu」のアプリをダウンロードすると、解剖教育で使われるサンプルモデルが見れます。ご興味ある方は試してみてください。ダウンロードはこちら。(サンプルモデルを見る為に必要なARマーカーの詳細はこちら。)

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