会社名:株式会社D’Arts
設立:2006年8月
代表取締役:髙野 永華
会社HP:https://www.ddarts.co.jp/
Contact: https://hatchpot-vr.studio.site/

担当者:髙野 永華
役職名:代表取締役
自己紹介: 
以前よりVR業界で従事する中で「キラーコンテンツがあればVRはもっと普及する、しかし普及していないからコストを掛けて参入できない」と、多くの人が口にしていた言説に違和感を感じていました。
課題が明確化しているのであれば、VRにもっと参加しやすいような仕組みを作ったり、キラーコンテンツを生みやすい形を整えたりする必要があると考えていたからです。そこで現在の開発スタイルを実現しました。VRという面白いコンテンツを通じて、きちんとビジネスとして成り立たせられること、そして業界全体を盛り上げたいとの想いで日々業務を行っています。
好きなお酒:スコッチウィスキー(アイラウィスキー)特にラフロイグやカリラが好きです。

「ハッチポットVR」

VRコミックに特化したVRコンテンツプラットフォームです。AIの技術により、脚本から自動でコンテンツを生成する専用ツールを開発しました。これを利用してコンテンツを大量生産して配信します。専用ツールは、一般公開せず、契約クリエイターにのみ無償貸与します。1話5分くらいのボリュームで、WebコミックのようにWeb上で配信し、消費者はこれを1話ずつプレイしていきます。

 – ハッチポットVR(Hatch-Pot VR)の由来は?

色々なものが「Hatch=孵化」する場所という意味を込めてます。ハッチポット VRが新しい作品を生むプラットフォームでありたいと思っています。

 – 作品を楽しむためにはVRゴーグルが必要?

VRゴーグルなしでもスマートフォンで利用できます。また、1500円位の安価なVRゴーグルでも楽しむことができます。

– クリエイターはVRに関する専門知識が必要?

必要ありません。専門知識も、VR制作に必要だった膨大なコストと時間も不要です。小説家、脚本家、シナリオライターなど、文章を書くことができる方であれば作品を作る事ができます。現在、クリエイターの方を募集していますので、ご興味あればご連絡ください。

– キャラクターや背景などは?

こちらで用意したキャラクターや背景などを利用して作品が作れます。映画村に俳優が用意されていて、そこで自分の脚本で作品を作るイメージです。俳優(キャラクター)は自分で用意することも可能です。

– 目指すはVRコミックのピッコマ?

1話5分位の長さの作品を毎週、読者へ届ける予定です。読者は待てば読める。人気の高い作品は一本のVRコミックとして再編集され、有料の作品となります。

– サービスインに向けてのスケジュールは?

現在はクリエイターを募集しており、12月頃のサービスインを予定しています。その時にいくつか作品を発表する予定です。

– ハッチポットVRはVRアニメ、VR映画のプラットフォームへ進化する?

ハッチポットVRで作られた作品は、フルボイスにするとVRアニメになります。また、キャラクターをバーチャルヒューマンに置き換えれば、VR映画として観ることも可能です。VRアニメや映画にする段階で、作品を一から作り直す必要がないので、低コストでアニメ化や映画化が実現可能です。

– 海外進出の計画は?

海外イベントでは、日本のサブカルチャーを気軽に楽しめることをアピールをして、反応をみていきたいと思います。言語を現地の言葉に変えれば作品は海外へ提供できるので、世界中に読者を広げていきたいです。

ーインタビューを終えてー 

VR業界では、多数が同時に接続できる「メタバース」の世界を目指すトレンドがある中、あえて一人で楽しむVRコミックのプラットフォームを提供するD’Arts。VRコミックという分野で新しいクリエイターも誕生するのでしょう。VRコミックを無償で楽しめるなら、今までVRに詳しくなかった人でも試せるので広がりそうです。スキマ時間にVRコミック、という選択肢が出てくるのも間近だと思いました。

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また、今すぐ詳細を知りたいという方は、コンタクト先からお問い合わせください。

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