会社名:株式会社Spacial
設立:2020年2月
代表取締役:藤原 航 
会社HP:https://www.spacial.co.jp/
Contact: contact@spacial.co.jp 

担当者:藤原 航
役職名:代表取締役
自己紹介:
2013年に株式会社エクシヴィに入社し、VRの普及活動を手伝いながらVRコンテンツの開発や研究を行う。他にもAR/MR、ホログラムや透過コンテンツの研究なども行いながら様々な技術を開発し2020年に株式会社Spacialを創業する。XRを活用して空間に情報を提示して、誰もがホログラムを身近に感じられるようにするのが目標。
好きなマンガ:『銀狼ブラッドボーン』
好きなアニメ:『SAO』

「空中立体結像装置(Spacial)」

画面の中ではなく、画面の外に飛び出たように見えるホログラムの様な表示が出来る空中立体結像装置(Spacial)を開発しました。従来の様なLEDが高速回転しているものとは違い、立体3Dで触っても危険性もなく移動も可能です。触ったときに触感を発生させるオプションも追加できます。しかも従来では難しかった複数ユニットでの移動も可能で複数キャラクターのユニットライブも可能です。大きさについても、人間大サイズの表示も実証が済んでいます。3DCGでも実物でも表示することが可能で、横方向なら無限に、縦方向と奥行き方向にも拡張、移動表示が出来ます。複数人でも視聴が可能でHMDやヘッドセットなどをつける必要もありません。街頭の広告や3Dキャラクターのライブパフォーマンスなどにうってつけの技術です。

– Spacial(空間に存在する)JAWS?

映画『Back to the Future PartⅡ』の中で主人公が未来にタイムスリップして街中を歩いていると、映画館の前でJAWSのホログラムに襲われるシーンがあります。その飛び出すJAWSを実現したい、と開発した技術が「Spacial」です。飛び出す3Dホログラム、皆さんの目の前にリアルでは会えないキャラクターがでてきます。

– 「Spacial」を利用してほしい業界は?

VTuberやCyber humanなどを管理するIPホルダー、プロダクション会社です。VTuberやサイバータレントのリアルイベント開催が可能になります。
他には、美術館や博物館などに利用してもらいたい。リアルに展示できない作品を展示したり、過去に失われて今はない作品でも、3Dモデルが作成できれば作品として並べることが可能です。例えば、遺跡から出てきた宝飾品の一部を展示している横に、宝飾品の全体像を映し出す、などの利用が考えられます。

– 3Dホログラムに触れる?

ハプティクス技術を取り入れて、映像に触れる感覚を開発しています。
この技術を使うと、アイドルのホログラムと握手できるようになります。

– 利用するのに必要なものは?

映し出す3Dモデルです。こちらで作成もできます。

– 『Spacial』の目標は?

ライブハウスでVtuberとアーティストがコラボレーションするステージを作る事です。もちろん、観客はARグラスなどかけず、肉眼でVtuberとアーティストを見ることができます。画面上でしか会えなかったVtuberと生身のアーティストと一緒にリアルイベントで盛り上がることができます。

ーインタビューを終えてー 

空中で3Dホログラムを浮かび上がらせ、実際にその場にあるかのように見せる技術『Spacial』。『Back to the Future』の未来の世界が近づいています。街に飛び出す巨大ザメがいたらびっくりして、主人公の様に尻もちついてしまうでしょう。「トリックも進んだねぇ。」とセリフと同じことをつぶやく人もいるかもしれませんね。

DCEXPO 2021では「Spacial」を実際に体験できます! 

DCEXPO2021では、TechBiz採択8社の技術が一度に体験できます。

また、今すぐ詳細を知りたいという方は、contact@spacial.co.jp からお問い合わせください。

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