TIPイノベーション・ワークショップを開催しました
2025年2月13日(木)に、東京大学情報学環・福武ホール地下2階の福武ラーニングスタジオにて、TIP(先端テクノロジー社会実装プログラム)に採択された技術の社会実装を促進するため、企業、NPO、自治体等、様々なバックグラウンドを持った方々が各業界から約20名集まり、技術の活用アイデアを出し合うワークショップ、その名も「TIPイノベーション・ワークショップ」を開催しました。

「TIP」とは、そもそも何か? (グラフィックレコーディングより)
採択者は参加者全員に対して研究技術を紹介するピッチを行い、技術ごとに5~6名のグループに分かれて、デモ体験、アイデア出し、ディスカッションを実施しました。

たくさんの方にご参加いただきました。
参加者は、行政、NPO、大学、金融、交通、不動産、医療、化学メーカー、家電メーカー、食品メーカー、印刷、メディア、VR開発、コンサル、ITコンサル等の各業界から、
経営者・ファウンダー・教授・主任研究員・営業参事・理事・アーティストなど、さまざまな肩書を持った錚々たるメンバーが集まりました。
(1)採択者からのプレゼンテーション
ファシリテーターから、ワークショップの趣旨説明と、議論の進め方についての簡単な説明が行われ、まずは採択者による技術についての「プレゼン」がスタートです。

ファシリテーター:PwC Japan有限責任監査法人 上席執行役員 パートナー 辻 信行氏

採択者はみんな真剣に研究内容を説明します。
(2)デモ体験
続いて、グループに分かれて、「デモ体験」を行いました。
(3)アイデア出し
続いて、グループでの議論に移ります。まずは、「アイデア出し」からスタートです。

様々なアイデアの中から、採択者を中心に議論が進められます。
明日からすぐに取り掛かれるようなアイデアから、思いもよらない角度からの意見もありました。

熱い議論の中に、思わず笑顔の瞬間も。
(4)成果発表
ワークショップ後は、採択者が各グループで行われたディスカッションの成果を発表し、ネットワーキングも行われました。

採択者たちは充実の表情です。
参加者からは、「どのテーマも興味深い」「ぜひ社会実装して欲しい」という意見が多数、挙がりました。採択者たちからも、「多様なバックグラウンドを持つ人の意見を聞くことができた」「想定していなかった研究活用アイデアを聞き出せた」「有意義な議論を行うことができた」という意見が聞かれました。

ワークショップの成果(グラフィックレコーディングより)