団体名:artics
設立:2021年8月
代表:中辻 新
会社HP:https://articsapp.com/
Contact : https://articsapp.com/inquiry/
担当者:中辻 新
役職名:最高経営責任者
自己紹介:
早稲田大学政治経済学部4年。幼少期より音楽が好きで、合唱世界大会優勝や、地上波音楽番組出演、計5000人を集めた音楽イベントの主催等を経験。その中で、自分の大好きなものを追求する生きがい感じてきたのと同時に、大好きなことが見つかっても、その表現作品が適切な人に届いていないために、殆どの人が理想の人生を諦めざるを得ない現状に強い疑問を抱く。そこで、より効率的なコンテンツのディスカバリープラットフォームを実現することで、活動できる創作者の絶対数を増やすため、”artics”を創業。
好きなこと:歌を歌うこと・映画鑑賞(好きな作品は写真を参照ください)・京都観光
「artics」
articsは様々なジャンル(⾳楽、映画、アニメ、漫画、絵画、書籍)から⾃分の好きな作品を追加し、好みの反映された世界観を表現できるプロフィールページをつくることで、友⼈や⾃分と似ている⼈を見つけ、新しい「好き」に出会えるSNS です。
その作品に触れたきっかけや感想などの自分の想いとともに共有できます。既存のアルゴリズムのランキングなどに基づいたオススメ機能と異なり、作品との出会いや、その作者が影響を受けた作品などの文脈に触れることでより自分の「好き」を追求することができます。
また、気に入った作品を自分のプロフィールに追加することで好きが詰まった自分の世界観や感性を一目で表現するプロフィールを作成することができます。
アプリが世界中に広がることで既存のランキングやトレンドなどに基づいた作品の消費により一部のアーティストしか活躍できない現在の分配構造を変革し、作品に触れた人の感動を共有することでより多くのアーティスト・クリエイターが活動できる社会を目指しています。
– 『私の日常』ではなく、『私の好きなこと』でつながるSNS
自分の日常を『映える』写真とともに、投稿するタイプのSNSではなく、好きな本や音楽、アートなど、自分の内部にあるさまざまなジャンルの『好き』を発信するSNS。好きなものを集めていき、自分のポートフォリオを作っていくことができます。そうすることで自分の好きな作品を通して同じ作品が好きな人と語れたり、その人からイチオシ作品を教えてもらえたりなど、articsでしか出会えない人・作品を通して自分の世界が広がっていきます。
– 既存のアルゴリズムにとらわれず、新しい『好き』を発見できる
音楽の分野で言えば、好きな作品を見つける際の手段として、昔ながらのランキング形式がいまだに活用されています。またアルゴリズムを使った『おすすめ機能』には、有名なアーティストは何度も表示されますが、最近は改善されつつも無所属・無名のアーティストの名前はおススメに挙がりにくい傾向にあります。またそこまで気に入っている訳でもないけど、何度も自動再生される曲があったりと、今のレコメンド機能は色々な問題を抱えています。そもそも好き・嫌いの好みには順位付けが難しく、このアプリのコアなバリューは、好き嫌いの領域におけるマッチングの精度の高さを提供できることです。自分と趣味の似ている人を見つけて、その人の『好きな曲』を共有できることが強みです。
– 好きな作品を集めた自分だけのミュージアム
自分自身がキュレーターとなり、好きな作品を集めてミュージアムを作るようなアプリ。その作品の想いを表現していくことで、人と繋がり、自分を通してその作品に新しく出会えた人と、感動を共有できる新しいSNSの形です。自分の『好き』を追求していくことで、自分の好みを可視化でき、自分を再発見することができます。
– すべてはアーティストのために
僕自身もアーティストで、小さい頃から歌うことが好きで合唱世界大会でも優勝したことがあります。『artics』を作っている仲間も多くはアーティスト。ただ、音楽など”アートの分野”で生計を立てていくことは困難で、好きなことを見つけても諦めないといけないのが現状です。世界はここ数百年で目覚ましい物質的発展を遂げたにも関わらず、多くの人が自分の「好き」を仕事にすることが難しく、理想の人生を諦めざるを得ないのが現状です。自分のパッションを見つけた表現者の方々がおかれている環境を少しでも良くしたいという気持ちからこのアプリの開発は始まりました。
ー世界で表現の分配革命を起こす
アーティストの支援活動だけでは、本質的なディストリビューションの課題は解決できないと考えたので、たくさんの人を巻き込む形をとりたいと思いました。そのためには、全ての人にとっての新しい価値の創造と提供が必要。自分の限りある時間を、『みんなが好き』なものではなく、『自分が好き』なもので埋め尽くし、作品を通じて自分を表現することによって、新しい出会いや発見を提供できる。その結果が好きなアーティストを応援することにつながっていきます。一か所に利益が集中する現状に革命を起こし、既存の枠にとらわれない、新しいマネタイズの方法や創造の場を提供したいと思っています。
– Day1から世界で
私たちは、作品の分配上の課題を根本から解決したいと思っています。コンテンツマーケットはグローバルなので、国内だけでの活動では意味がなく、Day1から世界で戦う、ということを大切にしています。実際にIPO 数世界1位のアクセラレーター「Techstars」や経済産業省のサポートを受け、米国での拡大を実現しています。日本にいると初期からの海外展開は難しいと思うかもしれませんが、実際にアメリカでの投資家やユーザーとの対話を経て、私たちなら必ず戦っていけるという強い確信が生まれました。私たちの取り組みを支援したい、協力したい、と思ってくださる方がいらっしゃれば、ぜひご連絡お待ちしております。
ーインタビューを終えてー
新しい形のSNS。Z世代と言いながら、世代にとらわれずに使われそうなアプリだなと思いました。趣味の世界のSNSでは、今のインフルエンサーとは違った層の人たちが活躍するのでしょうか。私は自分の好きな人たちが読んでいる『本』や好きな『絵』は何だろうと、知れたら面白いなと思いました。あとはこのアプリを通して自分の『推し』を応援できるのはいいですね。分配革命、期待してます!